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1kgまでの秤を使って、2kg強の重さを計る

2011年1月23日

軽量のノートPCが必要になったので、Toshiba N505-N508NLを注文した。月曜か火曜日に手元に来る。

もともと、数年前に購入したMacBookを使おうと思っていたのだが、色々故障しているらしく、家でプラスαのPCとして使う分には良いが、持って出て外で使うことはできない状況になっていた。

ここで、突然湧いた疑問。新しいToshinaのNet-Bookは、約1.3kgなのだが、今ここにあるMacBookは、一体どれくらいの重さなのだろうかと。
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我が家にある秤は、1kgまでしか計れないのだが、2kgを超えていることは明らか。
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さて、どうやって計ろうか?

Google先生に聞いてみる手も当然あるが、今ここに1kgまである秤があるのだから、これで何とか計ってみたい。とりあえず、載せてみる。
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当然ながら、1kgオーバーで、EEEE(エラー)の表示。

家にある道具で何とかしようとすると、小学校で習った、てこの原理を利用しようということになった。納屋から適当な長さの棒を探してきた。
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まず、この棒の端を、秤の上に載せる。
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この状態で、285gを挿している。まだ700g強の重みを追加することが可能。この棒の左端に近いところに、MacBookを載せてみた。
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ここで、MacBookの位置を測って計算しても良いのだが、MacBookの重心が必ずしも装置の中心にあるとは限らないので、それを考慮しての補正を試みた。載っている位置に印をつけ、180度回転させて同じ位置にのせ、重みを計った。
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表示される重みはそれほど変わらない。重心はほぼ中心にあると考えてよさそうだ。2つの計測値、971gと1005gを平均して用いればよいだろう。最後に、棒の長さと、MacBookを載せた位置を測定する。
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棒のどの位置が秤に力をかけているかというと、左から88cmのところ。MacBookの中央部分は左から27cmのところ。

これで、すべてのデータがそろった。MacBookのおおよその重さは、次のように求められる。

( (971 + 1005)/2 - 285 ) * ( 88 / 27 ) = 2300 (g) (有効数字2桁とした)

というわけで、MacBookは約2.3 kgらしい。新しく購入したNet Bookは、ほぼ半分の重さらしい。$299と、手ごろな値段だったし、便利な時代だね。

ちなみに、Google先生に聞いてみた結果「重量:2.36 kg」という事だそうで、これら2つの値を比較すると、てこの原理で測定した結果が実用の範囲内であったことが確認できる。加えて、今回Googleで調べて得た情報も正しかったといえるだろう。

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