General

Jeans & Development 電子ブロック工房 三日坊主 フロントページ

その正体 [General]

2009年8月24日

2ヶ月も記事を書いていなかった…。枯れ木も山の賑わいと言う事で。

Googleをはじめとするネット検索は便利なのだが、反面、自分の意見に賛同するような記事が検索でトップのほうに出てしまいがち。なかなか反対意見を探し出すような検索語が設定できないもの。

で、あるところで偶然見つけたのが、『XXの正体』という検索語。

調べたい事柄のあとに『の正体』をつけて検索すると、反対意見を知ることができる場合がある。

変な話 [General]

2009年6月5日

本来は日記ブログに書くべき内容なのだが、少し思うところあってこちらに書いてみる。

先日、NHKでニュースを見ていたときのこと。高齢者ドライバーの話になっていた。Webでの当該ニュースへのリンクを見つけられないのだが、大元はたぶんこれ。実際にニュースとして聞いたものを要約すると次のような感じであった。

愛媛県では高齢者率が高く、25%の人が高齢者である。高齢者ドライバーによる交通事故も年々増加し、去年は事故全体の16%が高齢者ドライバーによるものであった。増加する高齢者ドライバーの事故に関して、愛媛県でどのような対応をしているのか、追った。(以下略)

さっと聞き流すともっともな内容であるが、良く考えるとこれは少し変な話である。全体で25%の方が高齢者であるのに対し、事故を起こした高齢者ドライバーの率が16%であるというのは、高齢者ドライバーが優秀であることを示しているのではないか?

愛媛県の人口14万人のうち、3万五千人が高齢者、高齢者以外は10万五千人である。仮に交通事故の総件数が100だと仮定すると、高齢者ドライバーによる事故が16件、高齢者でないドライバーによる事故が84件。これらの値から、高齢者ではおよそ2200人に一人が事故を起こし、高齢者以外ではおよそ1300人に一人が事故を起こしていることになる。このデータを見る限り、高齢者ドライバーは優秀ドライバーなのだ。

The Robot Scientist ? [General]

2009年4月21日

4月3日付のScience誌より

The Automation of Science

The basis of science is the hypothetico-deductive method and the recording of experiments in sufficient detail to enable reproducibility. We report the development of Robot Scientist "Adam," which advances the automation of both. Adam has autonomously generated functional genomics hypotheses about the yeast Saccharomyces cerevisiae and experimentally tested these hypotheses by using laboratory automation. We have confirmed Adam's conclusions through manual experiments. To describe Adam's research, we have developed an ontology and logical language. The resulting formalization involves over 10,000 different research units in a nested treelike structure, 10 levels deep, that relates the 6.6 million biomass measurements to their logical description. This formalization describes how a machine contributed to scientific knowledge.

Science誌と図書契約を結んでいる大学からなら、論文自身上記リンクからダウンロードできる。もし論文が読めなくても、著者らが公開している次のサイトから、多くの情報は得られる(稼働の様子を映したビデオ有り)。

The Robot Scientist

サイト名を変更しました [General]

2009年4月2日

30周年を記念してというわけでもないのですが、サイト名を、『目から鱗 w/SQLite』から『Jeans & Development』に、変更しました。

この、Jeans & Developmentという名について、たいした意味はありません。タダのしゃれです(Jeans to Sellsも考えた)。あえて言うならば、私の今後の方向性を示唆している、あるいは示唆できていたら良いなというところです。

なぜブログを書くかについては、以前と変わりありません。

ブログ・ジャーナルなんていうのはどうだろう [General]

2009年3月30日

ネットにあふれる、間違った・あるいは不適切な情報がどうしても気になるという人たちは、次のようなシステムを考えてみたらどうだろうか。

学術論文の審査のシステムをブログ記事に応用するのである。

つまり、ブログ記事を公表する前に、どこかのブログ・ジャーナルのお墨付きをもらうのだ。読む側は、権威のあるブログジャーナルのお墨付きがあれば、比較的安心して記事を読むことができる。ただ、これも程度の問題で、いくら権威が高いブログジャーナルでも間違った記事にお墨付きを与えてしまうこともありうることは、考慮しないといけないのだが。

受験戦争に突入 [General]

2009年3月23日

およそ25年前の話。

MZ80KよりもむしろFX-702P/602Pを触る機会が多かった高校生活も、山場に突入。中学高校を6年一貫教育で過ごした私にとって、初めての本格的な受験準備期間に突入しようとしていた。

ここで衝撃的な事件を目の当たりにすることになる。高校2年生の冬、1月だったか2月だったか忘れたけれど、足しげく通ったN無線が、火事のために廃墟となってしまったのである。

『これは天の知らせだ』と感じた私は、無事にコンピューターのことを忘れて、受験の準備に専念することができた。…ということにしておこう。一浪だったけど。

この事件が、自分の興味がどういった方向に向こうとしていたのかを決定するためのきっかけの一つであったことは、否定できない。ちょうどこの事件を前後して、私の興味が、工学的な方向ではなく、基礎科学のほうに向きだしたのである。ちょうどそのころ、高校の3年で理科のうちどれを選択するかを決めなければならず、この時期は将来の進路を決める大きな分岐点であった。

選択肢は、2つ。『物理・化学』か、『化学・生物』か。

もうおまえらPHPerは正規表現をブログにうpするんじゃねえ [General]

2009年3月22日

404の人がまた何か言ってるようだが、単刀直入に反論してみる。

ネットはお前だけのモンじゃないよ。

初めての自分のコンピューター [General]

2009年2月2日

中学生時代は、中高6年一貫教育の学校に通っていたために高校受験が無かったこともあって、MZ-80三昧の毎日を過ごしていた。頭が柔らかいこの時期に、プログラミングに熱中していたことは、脳の構造というか、思考回路というか、そういったものに非常に大きな影響を与えたようで、それが今の仕事に大きく影響しているようである。

もっとも大きな影響を与えていることは、空間認識に関することである。平面・立体両方において、何かしらの図形を思い浮かべてそれを頭の中で回転させるということが、得意になった。これは、ゲーム作りにおいて、それぞれのキャラクターの位置がXY座標として表現されていたり、キャラクターの移動方向がベクトルとして表現されていたためであろう。こういった基本的な概念は、現在の私の仕事において、特に蛋白質の立体構造を考える上で非常に役に立っている。

高校生になって、趣味の範囲が広くなり、MZ-80三昧ではなくなった。部活動とか、学園祭の準備とか、将棋とか、そういったことに費やす時間が多くなった。もう一つ、MZ-80三昧でなくなった理由として、自分自身のコンピューターを手にしたことが挙げられる。

MZ-80でゲーム三昧の日々 [General]

2009年1月13日

30年前の春。私が中学生だったころの話の続き。

コンピューターに触れ続けた春休みが終わり、祖母の家から戻った私は、コンピューターのことなど忘れて中学に通う日々を続けていた。

ある日、駅の近くにあるN無線に行ってみた(関西の人なら、どの店か分かるはず)。そこは電子部品など扱っている店で、部品を購入するために以前一度行ったことがあった。

すると、そこに、あった!日立ベーシックマスターが、電源が入った状態で置いてあったのだ。もうそれは嬉しかったのなんのって、夢中でキーボードをたたいた。今なら考えられないことだが、そこの店の人の人たちは、中学生が夢中になって店のコンピューターを使い続けることを、許してくれたのである。ありがとうございました、T店長、および店の方々。

コンピューターとの出会い [General]

2009年1月5日

30年前の春。私が中学生だったころのこと。

春休みだった。春は宿題も無いので、祖母の家に遊びに行くことにした。祖母の家は、祖母と叔父夫婦・従姉妹に従兄弟が5人で暮らしている。従兄弟は私の一つ年下で、その従兄弟と遊ぶのが当初の目的であった。二人で、網を手に虫取りに出かけたり、五目並べやオセロゲームを楽しんだり、プラモデルを作ったりして遊んだ。

ある日、従兄弟が面白いものがあるから、店に行こうと言った。叔父は日立の家電販売をしていて、店は家のすぐ傍にある。その店に行こうというのだ。
<<前の記事   後の記事>>