電子ブロック工房:2014年 05月の記事

KM-Z80C miniの紹介 [PIC]

2014年5月19日

KM-Z80C miniは、Microchip社のPIC32MX350F256Hを用いた、1チップMZ-80C互換機です。KM-Z80 mini (ver 0.3)では、24 KBのRAMを搭載していましたが、KM-Z80C miniでは、48 KBになりました。また、カセットテープインターフェースに加えて、SDカードを用いたプログラムのLOAD/SAVEが行えます。

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PIC32MXと23LC512をSQIモードで接続 [PIC]

2014年5月10日

Microchipの8ピンSRAMの23LC512は、65536バイトの容量を持つSRAMで、通常はSPI接続で使用する。最高速度が20 MHzであるが、1バイトの読み書き共に、32クロックを要するから、1.6μ秒(0.625 MHz相当)を要することになる。MicrochipのAN1277を見ると、実際にはその1.5倍ほど、2.4μ秒(0.42 MHz相当)ぐらいかかるようだ。この速度では、拙作のKM-Z80 miniの外部メモリーとしては、使えない。
一方、23LC512には、4本のデーターラインを平行して扱う、SQIモードというのがあるので、コレを使えば、4倍速で接続できるようだ。実際、どれぐらいの速度で読み書きできるようになるのか、試してみた。