Jeans & Development:2010年 08月の記事

MakeExe 0.2.2 [プログラミング]

2010年8月18日

MakeExe バージョン 0.2.2を配布しました。

実行ファイルは、0.2.0や0.2.1から変わっていません。e-mailで、添付のModulePath.js及びModulePath.vbsに記載されている、ModulePath()関数に関するライセンスの質問を受けましたので、あいまいになっていたライセンスを見直して、0.2.2としました。

ModulePath.js及びModulePath.vbsには、LGPLは適用されません。これらのファイルのソースコード部分で英語のtypoが有りますが、気にしないでください(笑)。

今までどおり、「このソフトウェアの正規な使用により作成されたEXEファイルに付いては」LGPLを適用する必要はありません。ですので、作成されたEXEファイルについては、アイコンを変更するなどの改変は自由ですし、どのようなライセンスの下で配布しても、問題ありません。

makeexe.dll、makewin.exe、makeconsole.exeの3つの実行ファイルと、それらのソースコードのライセンスは、LGPLです。再配布する場合は、LGPLの規定に従ってください。

DNAフラグメントの制限酵素地図から、ゲノム上での位置と塩基配列を求める [プログラミング]

2010年8月12日

生物学の少し古い文献では、遺伝子のクローニングの後に制限酵素地図(restriction enzyme map)を論文に載せてはいるが、最終的に塩基配列(DNA sequence)まで発表していないケースがまれにある。一部でも塩基配列が載せられていれば、全ゲノム配列のどの部分に相当するかを調べるだけで、クローニングされたものがどの遺伝子でどんな塩基配列なのかが分かるのだが、制限酵素地図だけが載せられているようなケースでは、そういった調べ方はできない。

昨日、調べていた文献の中に、上記事項に相当するものが出てきた。数年前にも同じようなことがあって、あるプログラムを書いて、調べ上げたことがある。当時は、こんなことは一回こっきりだろうと思い、作ったプログラムをちゃんと保存していなかったので、一回使ったきり、無くしてしまった。今回は後でまた使えるように、ここにメモをしておく。