Jeans & Development:2009年 02月の記事

初めての自分のコンピューター [General]

2009年2月2日

中学生時代は、中高6年一貫教育の学校に通っていたために高校受験が無かったこともあって、MZ-80三昧の毎日を過ごしていた。頭が柔らかいこの時期に、プログラミングに熱中していたことは、脳の構造というか、思考回路というか、そういったものに非常に大きな影響を与えたようで、それが今の仕事に大きく影響しているようである。

もっとも大きな影響を与えていることは、空間認識に関することである。平面・立体両方において、何かしらの図形を思い浮かべてそれを頭の中で回転させるということが、得意になった。これは、ゲーム作りにおいて、それぞれのキャラクターの位置がXY座標として表現されていたり、キャラクターの移動方向がベクトルとして表現されていたためであろう。こういった基本的な概念は、現在の私の仕事において、特に蛋白質の立体構造を考える上で非常に役に立っている。

高校生になって、趣味の範囲が広くなり、MZ-80三昧ではなくなった。部活動とか、学園祭の準備とか、将棋とか、そういったことに費やす時間が多くなった。もう一つ、MZ-80三昧でなくなった理由として、自分自身のコンピューターを手にしたことが挙げられる。